山の神由来記
 江戸時代、この辺り一帯は佐倉藩の御林であった。延享3年(1746年)正月、出羽山形藩主であった堀田正亮は、老中就任に伴い佐倉藩主となったこの折り、同地の山の神神社から分神、遷座され、山林の守り神としてこの地に建立されたもので毎年祭礼が催されている。

力石の由来記
 雷電為右衛門が臼井に居た1810年頃、当神社でも境内に土俵を作り、相撲の指導を行なったといわれている。また、祭礼には奉納相撲も行なわれるようになった。その頃、当地出身で雷電の弟子の「天の川」という力士が、持ち上げて褒美にもらいうけた石が、推定120キロといわれる「力石」である。

               


                     担当 菅 勇二