双体道祖神

双体道祖神は男女カップルの可愛い石仏です。酒々井町には7ヶ所八組あり、本佐倉に一体あり、計九体が狭い地域にこれだけ集中しているのは珍しいのだそうです。いずれも江戸時代以前の古いものなので風食、風雨にさらされているものもあります。双体道祖神は縁結び、夫婦和合、子育て等々の神として庶民に親しまれていました。表情は判らなくとも、ほのぼのとした感じが漂います。 この右にあるのは庚申塔で銘文は次のように刻まれています。(奉造立面金剛一躰 本佐倉村・享保十二丁末一月八日 講会施主十七人敬白)
担当 下里雅弘