縄文後期(約3000-3500年前)の集落跡の遺跡で井野小学校建設時に調査が行われ、土器、石器類のほか土偶、石棒、といった祭祀
に使われたものが多数出土している。 発掘された土器の中に異型台付土器がありました。 国が保管し国立歴史博物館に保存されて
おります。五基の盛土遺構がはっきりとわかる状態で保存されている点などが評価され平成17年3月2日に国の史跡に指定されました。

長割遺跡ではこれまで10回の発掘調査が行われ小規模な貝層なども発見されました。 ヤマトシジミやハマグリ 又ウナギやボラなどの
魚、イノシシ、サルなどの獣の骨なども出土しており 当時の自然環境など垣間見ることが出来ます。
                                        担当 高橋 一夫