宝珠院(大佐倉)   

京成大佐倉駅北側の台地上にある真言宗智山派の寺院で、山号は大桜山、本尊は大日如来です。享保9年(1724)消失し、開基などは詳らかではありませんが、焼け残った扁額に「永徳三亥年修補」(1383)とあるので、それ以前からあったことがわかります。明治5年、学制が定められた時ここに大佐倉小学校が置かれました。
境内の樹林は市の保存樹に指定されていて、なかでも大木のタラヨウの雌木は、秋には赤い実をつけて見事です。
担当 山岸建一