鏑木町の麻賀多神社をはじめとして、佐倉市内や印旛郡内に「麻賀多神社」は18社鎮座して居り、古来より十八麻賀多と呼ばれます。「延喜式」神名帳にも記載があり、その古い由緒をうかがうことが出来ます。また歴史が古いのは成田市にあるもので、応神天皇(270―310年)の代にさかのぼる記述があるとの事だ(佐倉細見より)。臼井地区の江原新田の南端にはかわいい社の麻賀多神社がある。神社の周辺には牛霊供養塔や馬頭観音があって、様々な石塔が立っている。この近辺では馬や牛を沢山飼っていたのだろう。
                                       担当 高橋 一夫