北総線印旛日本医大駅から近くの松虫姫伝説をもとにした「牛むぐり池」のある公園です。松虫寺の草庵で病気が完治した聖武天皇の皇女松虫姫が都へ帰ることになりました。都から松虫姫とともに来た牛は、帰りは足手まといになることを悲しんで自ら近くの池に身を投げたというその牛の心根を哀れに思い、村人は今もその池のことを「牛むぐりの池」と呼び、池のそばに松虫姫を乗せた牛の像を公園のモニュメントにしています。
 
                      担当 壷阪一弘