山門



   
   
       本堂遠景  本堂
   
       馬頭観音堂  観音堂の絵馬
 
  無量山願定院本願寺は天台宗に属し、印西市小倉の和泉倉寺の末寺です。本尊は阿弥陀如来座像ですが、開祖年代は不明です。明治維新の際、神名山宝蔵寺と東蹄山光明寺が廃寺となり、願定院に併合されました。
 境内には馬頭観音堂があり、行基の作と伝えられる馬頭観世音で秘仏のため13年毎に催される大祭に開扉されます。また里伝によれば神明山に葬った白馬がまぼろしとなって現れ、房田を越え井戸向(現在地)に消えることがたびたびあったので、村人が観音堂を建て、馬頭観世音を安置して馬の霊を慰めたとされ、その故事に因んだ絵馬も観音堂に掲げられています。 
        担当 壷阪一弘