酒々井の馬橋にある「まがり家」は、お酒の「甲子正宗」で
知られる飯沼本家が新潟県から移築したものです。

 まがり家とは、母屋(おもや)と厩(うまや)がL字型に一体化した、
江戸時代の農家の建築様式で母屋と馬屋が一体となった
L字型の住宅です。厩が機能的にその家の中心となっていますが、
一般的には母屋の方が大きい。
 写真は向かって左側が母屋で右側が厩です。

 母屋と厩を別々に建てると二つの家屋として課税されるために
一棟にして建てたとの説もあります。
「酒々井まがり家」 のホームページ
担当  菅 勇 二