大塚


小塚

  青菅の大塚は、青菅領主の旗本川口家四代(初代:川口宗勝、二代:川口宗信、三代:川口宗次、四代:川口宗恒)にわたる墓所、小塚は、夫人の墓所と伝えられています。大塚は男塚(おとこづか)、小塚は女塚(おんなづか)ともよばれています。また、伝承では大塚・小塚ともに初代宗勝の時に築造され、大塚には四代すべての「もとどり」が埋葬されていると伝えられており、別名「もとどり塚」とも呼ばれています。
 青菅の大塚・小塚周辺では、地域住民により「ミチカリ」がおこなわれており、かつての「ミチカリ」は、塚周辺の清掃および、道に繁る枝を刈り、道を掃いたりする青菅地区の年中行事でした。現在でも当時とは若干姿を変えていますが、毎年行われています。
 
                                                           〔平成22年(2010)10月1日市指定史跡〕
                                                                        (佐倉市公式ホームページより) 


 
担当 中川嘉信